「福寿海無量」とはお茶席の掛け軸でかかることがありますが、仏教のお経からの一句で「福聚海無量」が転じたもので【聚】をおめでたい【寿】に置き換えたものです。本来の意味は、観世音菩薩の功徳は「福を聚めた大きな海のように量に限りがない」こと。その功徳を図り知ることはできませんが、日々の生活の中で生じるさまざまな出来事や出会いはそれがつらい事であれ、楽しいことであれ、後の人生の糧になるもの。だからこそ、日々を感謝して生きることが肝心なのだと私たちに示されているように感じます。皆様にもこの言葉を贈ります。
2019年・令和元年、今年いろいろとありましたが、一年を通して感謝です。ありがとうございました。今年もあとわずか、よいお年をお迎えください。
そして、令和二年が輝かしい年になりますように
培養室 森山より
# by uchida-c | 2019-12-26 23:07